自由民主党三多摩議員連絡協議会冬季全議員研修会

11月12・13日の2日間に渡り、議員研修会が行われました。
①今後の公共施設のあり方について
②新たな地域医療構想について
①今後の公共施設のあり方について
昭和40年代後半に建てられた公共施設が寿命と言われる50年を迎えることから、10年前から国では各自治体に公共施設再編にかかる取り組みを行うように指示しています。
現在、日野市でも日野本町公共施設再編に向け、取り組んでいます。
様々な補助金の支援政策が出ておりますので、この流れに取り残されない様、日野市の未来に向けて夢と希望溢れる公共施設再編に市と取り組んでまいります。

②新たな地域医療構想について
日野市では、年間10億円一般財源から市立病院に繰入を行なっています。という事は、毎年10億円の赤字が出ている事になります。
この赤字を解消するための一環として、主に地方公営企業法において、法律の財務規定だけでなく、組織運営や人事に関する規定の全部を適用する取り組みが現在行われております。
しかし、全適をしたからと、財政再建には繋がりません。
地域医療協力病院として、小さなクリニックとの繋がりや南多摩地域の医師会等と、それぞれの役割を明確にした連携を行い、立ち位置の確保と共に、庁内においては各福祉課と一体となった医療体制を整える医療戦略経営課が必要となります。
しかしながら、医療戦略経営課を日野市だけで設けるとなる医師の配置が必要な事から大変難し課題になります。
そういった事から、日野市単体ではなく保健所を共有する南多摩全体(八王子市は中核市のため単体)との連携を図り、立ち位置と役割を明確にした上で、財政再建を取り組むべきか質問をしました。
明確な答弁はございませんでしたが、市立病院職員とも話し合いを重ね、市民が安定継続で医療に掛かれる環境整備に取り組んでまいります。

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